ミトコンドリアとは?体内での役割と"活性化"で期待できることを加古川の整骨院が解説
- ミトコンドリアが体の中で果たしている役割(エネルギー産生・体温・代謝)
- ミトコンドリアの働きが低下しやすい原因と、活性化を意識した生活習慣
- "活性化"で期待できるコンディション面のことと、整骨院でできるサポート

「しっかり寝ても疲れが抜けない」「最近、代謝が落ちた気がする」——そんなとき、体の中で大きく関わっているのがミトコンドリアです。院長の渡辺です。
ミトコンドリアという言葉は聞いたことがあっても、「体の中で何をしているのか」まではあまり知られていません。今回は、ミトコンドリアの役割を整理し、その働きを活性化させると期待できること、そして今日からできる生活習慣を、整骨院の視点をまじえてわかりやすくお伝えします。
ミトコンドリアとは?細胞の"エネルギー工場"
ミトコンドリアは、私たちの体をつくる約37兆個ともいわれる細胞のひとつひとつの中にある小器官です。いちばんの働きは、細胞が活動するためのエネルギー「ATP」をつくり出すこと。食事からとった栄養(糖や脂肪)と、呼吸でとり込んだ酸素を使ってATPを生み出すため、しばしば「細胞のエネルギー工場」にたとえられます。
ミトコンドリアは、エネルギーをたくさん必要とする心臓・脳・筋肉・肝臓などに特に多く存在します。つまり、体を動かす・考える・内臓を働かせる——といった生命活動のほとんどが、ミトコンドリアのつくるエネルギーに支えられているのです。
ミトコンドリアの主な役割
ミトコンドリアの働きは、エネルギー産生だけではありません。主な役割を整理すると、次のようになります。
②体温の維持(熱をつくる)…エネルギーを生み出す過程で熱が生まれ、体温を支える
③代謝への関与…糖や脂肪をエネルギーに変える過程に深く関わる
④細胞の調整役…細胞内のカルシウム調整や、古くなった細胞の入れ替わりにも関与する
このように、ミトコンドリアは「疲れにくさ」「代謝」「体温」「回復力」など、日々のコンディションと深く関わっています。元気に活動するための"土台"といってもよいでしょう。
ミトコンドリアの働きが低下しやすい原因
ミトコンドリアの働きは、生活習慣や年齢の影響を受けます。次のような要因が重なると、エネルギー産生に関わる働きが低下しやすいと言われています。
・睡眠不足・不規則な生活
・食べ過ぎ・栄養の偏り
・慢性的なストレス
・加齢
その結果、「寝ても疲れが取れない」「体が重だるい」「代謝が落ちた気がする」といった状態につながることがあります。ただし、こうした不調の原因はミトコンドリアだけとは限りません。睡眠や食事、ストレス、ときには別の病気が背景にあることもあるため、強い症状や長引く不調があるときは医療機関にご相談ください。当院では深部疲労や自律神経の視点からも、抜けにくい疲れの背景を一緒に整理していきます。
ミトコンドリアの活性化を意識した生活習慣
うれしいことに、ミトコンドリアの働きは日々の習慣で高めやすくなると考えられています。特別なことではなく、体づくりの基本が土台になります。
②質のよい睡眠…体を回復させ、エネルギーを生み出す土台を整えます。
③バランスのよい食事・食べ過ぎない…ときどき"腹八分目"を意識することも、体への良い刺激になると考えられています。
④適度な温度刺激…入浴や軽い運動で体を温め、巡りを保つ。
⑤ストレスをためない…自律神経を整えることも、回復力の下支えになります。
ポイントは「少し息が上がる運動を、無理なく続ける」こと。いきなり激しく動くのではなく、生活の中で体を動かす習慣を積み重ねることが、ミトコンドリアにとっても体全体にとっても良い刺激になります。運動を頑張りたい方は、当院の運動能力向上のサポートもご活用いただけます。
"活性化"で期待できること(コンディション面)
ミトコンドリアの働きが整い、細胞がエネルギーを生み出しやすい状態になると、日々のコンディション面で次のようなことが期待されます。
・代謝を意識した、めぐりのよいコンディション
・体温・冷えが気になる方のコンディションづくり
・運動やケガのあとの回復を意識したコンディション管理
ここで大切なのは、これらは「病気を治す」「必ず改善する」ものではなく、あくまでコンディションづくりの話だということです。効果の感じ方には個人差があります。冷えやむくみ、抜けにくい疲れが気になる方は、体質改善や疲労回復の視点からのケアもご検討ください。
整骨院でできるコンディショニングのサポート
当院では、生活習慣づくりのアドバイスに加えて、細胞のエネルギー産生に関わる働きに着目した理学療法器「ハイチャージ」を導入しています。体に大きな負担をかけずに全身へやさしくアプローチし、疲労回復やコンディショニングのサポートに活用しています。
ハイチャージの仕組みや、どんな方に向いているかはハイチャージの解説コラムで詳しくご紹介しています。あわせて、疲労回復メニューや体質改善メニューなど、目的に合わせたケアをご用意しています。いずれも医療的な治療ではなく、コンディションを整えるサポートとしてご案内しているものです。
まとめ|まずは生活習慣から
ミトコンドリアは、私たちが元気に過ごすためのエネルギーを生み出す、体の大切な"エンジン"です。その働きを整える第一歩は、運動・睡眠・食事という毎日の習慣にあります。
「疲れが抜けない」「代謝や巡りが気になる」という方は、まず生活習慣を見直しつつ、必要に応じてコンディショニングのサポートを取り入れてみてください。加古川で体の疲れやコンディションのことでお悩みのときは、我慢せず一度ご相談ください。皆さんが毎日を元気に過ごせるよう、体づくりの土台からお手伝いできればと思っています。
よくある質問
ミトコンドリアは増やしたり活性化したりできるのですか?
完全にコントロールできるものではありませんが、有酸素運動や筋力トレーニングなどの運動習慣によって、筋肉のミトコンドリアの量や働きが高まりやすくなると考えられています。あわせて、質のよい睡眠、バランスのとれた食事、食べ過ぎない習慣なども土台になります。効果には個人差があります。
ミトコンドリアの働きが低下すると、どうなりますか?
加齢・運動不足・睡眠不足・過労などが重なると、細胞のエネルギー産生に関わる働きが低下しやすいと言われ、疲れが取れにくい・だるい・代謝が落ちた気がするといった状態につながることがあります。ただし不調の原因はさまざまで、ミトコンドリアだけが原因とは限りません。強い症状や長引く不調があるときは医療機関にご相談ください。
ハイチャージはミトコンドリアと関係がありますか?
当院で導入しているハイチャージは、細胞のエネルギー産生に関わる働きに着目した理学療法器です。体に大きな負担をかけずに全身のコンディションを整えるサポートの一つとして活用しています。医療的な治療や効果を保証するものではなく、感じ方には個人差があります。
疲れが取れないのはミトコンドリアのせいですか?
エネルギー産生に関わる働きの低下が一因になることはありますが、睡眠・食事・ストレス・別の病気など、疲れの原因は多岐にわたります。生活習慣を整えても疲れが強い・長く続く場合や、体重減少・発熱などをともなう場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
監修
東洋大学附属姫路高等学校・大阪体育大学で野球に打ち込み、東洋大姫路高校野球部のコーチとして選手の育成にも携わってきました。子どもトレーニング教室なども主宰し、体づくりの土台となる「食事」と「運動」の両面から、少年スポーツ選手から中高齢の方まで幅広くサポートしています。
※本記事はミトコンドリアや健康づくりに関する一般的な情報をもとに作成しており、特定の食品・機器・施術による病気の治療・予防や、効果・効能を保証するものではありません。効果や感じ方には個人差があります。疲れ・だるさが強い、長く続く、体重減少や発熱などをともなう場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
